女性の薄毛【FAGA】は治る?原因と対策方法まとめ!

FAGAという言葉、中々聞き慣れないですよね?

しかし女性の方は要注意!

  • 最近抜け毛が増えてきた
  • 髪が細くなってハリやコシが無くなってきた

そんな方はもしかするとFAGAの疑いがあるかも!

という訳で今回はFAGAとは何?女性の薄毛は治るのか?その原因や対策まで詳しくご紹介していきます!

FAGAとは?主な特徴と症状

まずFAGAとは何?というお話から。

FAGAとは、

  • F=Female(女性)
  • A=Andro(男性ホルモン)
  • G=Gnetic(遺伝)
  • A=Alopesia(脱毛)

    の略で、日本語にすると「女性男性型脱毛症」と呼ばれる症状です。

    FAGA(女性男性型脱毛症)の症状は段階によってⅠ型~Ⅲ型までのステージに分けられています。

    Ⅰ型
    全体的に髪の毛が薄くなりつつある状態。
    頭頂部の分け目の近くにうっすらと地肌が透けてみる部分が見られる。
    Ⅱ型
    Ⅰ型より髪の毛全体のボリュームが少なくなり、地肌が見える部分が広がってきている状態。
    Ⅲ型
    全体の脱毛が進行し、地肌がより目立つようになり、脱毛箇所も広がっている状態。

    FAGAの特徴として、男性の脱毛症(AGA)よりも初期段階で気付きにくい事が挙げられます。

    女性の薄毛【FAGA】の主な原因は?

    では一体何故FAGAになってしまうのでしょうか?

    その主な原因はいくつかありますのでご紹介します。

    ①ホルモンバランス

    女性でも体内に男性ホルモンと女性ホルモンが存在します。

    それぞれの特徴として、

    男性ホルモン
    テストステロンというホルモンで、男性特有の筋肉質な体格や体毛・ヒゲの発育、性欲の増進などに働きかける
    女性ホルモン
    エストロゲンというホルモンで、女性らしい体格形成に働きかける。
    また、髪を成長させたり毛髪にハリやコシを与える役割がある。

    というそれぞれの働きがあります。

    通常はこの男性ホルモンと女性ホルモンがお互いバランスを取り合って共存しているのですが、このバランスが崩れる事でFAGAの原因となってしまいます。

    バランスが崩れる一番大きい要因としては、女性が40代~50代で迎える「更年期」です。
    女性は更年期を迎える事で体内の女性ホルモンが減少していきます。

    すると相対的に男性ホルモンの割合が増してしまい、それがAGA(男性型脱毛症)へと繋がり、FAGAとなってしまうのです。

    ②遺伝

    遺伝もFAGAの原因の一つ。

    例えばあなたの母親がFAGAだった場合、優性遺伝であれば50%の確率で遺伝してしまいます。

    また、親がFAGAで無くても、祖母がFAGAだった場合でも隔世遺伝するという可能性もあります。

    ③ストレスや栄養不足

    一般的にFAGAは更年期を迎えた女性に多い症状ですが、まれに若い女性も発症する場合があります。

    その原因の一つとして、ストレスや栄養不足があります。

    まず、ストレスが溜まる事で自律神経が乱れてしまいます。

    交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなる事で血液の収縮がおこり、頭皮へ十分な栄養が届かない場合があります。

    また、女性の場合はダイエットの為に過度な食事制限などを行ってしまう傾向があります。

    そうすると本来毛髪維持の為に必要な栄養素が摂取出来なくなり、髪を維持、もしくは育てる機能が十分に働かなくなり、FAGAとなってしまうのです。

    ④生活習慣の乱れ

    生活習慣の乱れもFAGAの原因になり得ます。

    まず代表的なのがタバコとお酒です。

    タバコはニコチンという成分の働きで血管を収縮させてしまい、毛根に十分な栄養が届きにくくなってしまう危険性があります。

    また、お酒は過剰に摂取すると肝臓に負担をかけ、毛髪の主な成分であるたんぱく質が生成されにくくなり、薄毛を進行させてしまう可能性があります。

    さらに睡眠不足も要注意!

    睡眠不足は疲れやストレスの原因となり、自律神経を乱す引き金になってしまう場合があります。

    夜更かしなどで睡眠不足などにならないように規則正しい生活を送る必要があります。

    女性の薄毛【FAGA】は治る?対策方法

    FAGAの原因をご説明してきましたが、もしFAGAになってしまった場合、治療法などはあるのでしょうか?

    対策の方法も含めてご紹介していきます。

    外用薬による治療

    FAGAの代表的な治療法の一つとして、いわゆる育毛剤や発毛剤による外用薬による治療が有名です。

    現在外用薬の成分の中心となっているのが「ミノキシジル」という成分。

    ミノキシジル(Minoxidil)とは血管拡張薬として開発された成分。後に発毛効果があるとされ発毛剤に転用され、日本以外ではRogaine(ロゲイン)の商品名で売られている。
    引用元:ミノキシジル-Wikipedia

    ミノキシジルは主に「血管拡張効果」と「発毛効果」が認められています。

    血管拡張効果によって頭皮の血行が良くなり、頭皮に栄養が行き渡りやすくなります。

    また、発毛効果はミノキシジルが分泌させる「アデノシン」という成分が毛髪細胞を増殖させる効果があり、タンパク質の生成にも役立ちます。

    つまり、血管が修復され、毛髪細胞が増殖する事で発毛が促進されるという訳です。

    ただし、ミノキシジルは薬ですので副作用のリスクがあります。

    過去には頭痛やむくみ、しびれといった副作用も報告されていますので、もし異常が現れた場合はすぐに使用を中止し、病院へ行く事をおすすめします。

    内服薬による治療

    FAGAで病院にかかった場合、「パントガール」という治療薬が処方される事が多いようです。

    パトンガールにはケラチン・パントテン酸カルシウム・シスチン・ビタミンB群を中心に健康的は毛髪を作るのに必要な成分が含まれています。

    パントガールは飲んだらすぐに抜け毛が止まり髪が生えてくるものでなく、最低でも3カ月以上の継続が必要なので、根気良く治療を続ける必要があります。

    植毛

    植毛は手っとり早く髪が増えるというメリットがあります。

    植毛に使う材料は人工毛と自毛(自分の毛)の2種類があります。

    自毛の場合は人工毛と比べて定着しやすく、自然に見えるという利点がありますが、移植には高度な技術が必要で、専門の治療機関でも上手くいかない場合もあります。

    また、どちらにせよ植毛は決して安く無く、経済的負担も大きいものとなります。

    生活習慣の改善

    女性ホルモンや遺伝が原因ではないFAGAの場合、生活習慣を改善する事で初期のFAGAの進行を防ぐ、改善する効果が期待出来ます。

    まず最初に挙げられるのは食生活の改善。

    食事制限をしている場合はただちに食事制限をストップし、三食健康的な食事を取る必要があります。

    特にたんぱく質やビタミン、ミネラルといった栄養素は毛髪を生成する上で非常に重要な成分となりますので積極的に摂取するようにしましょう。

    また、タバコや飲酒も厳禁です。これらの2つは原因の項でも説明した通り、過剰な摂取が直接FAGAの原因となる可能性があります。

    タバコとお酒を止めるのは非常に難しいですが、それでFAGAの進行が防げるなら止めたい所です。

    また、睡眠不足もなるだけ避けたい項目の一つ。
    ストレスや自律神経の乱れの原因となる睡眠不足は寝る事でしか解消出来ませんが、寝る前のスマホやテレビを止めるだけでも随分違います。

    どうしても睡眠が足りない場合は15分~30分の昼寝を取るだけでも有効的です。

    最後にストレスの解消があります。

    ストレスの解消法は人それぞれですが、リラックス出来るアロマや入浴、軽い運動などもストレス解消には有効的です。

    女性の薄毛の種類にはFAGA以外にも

    女性の薄毛が全てFAGAという訳でもありません。

    他にも薄毛・脱毛症になってしまう症状もありますのでご紹介しておきます。

    びまん性脱毛症

    FAGAと同じととらえるクリニックもある「びまん性脱毛症」。

    症状や原因もFAGAと良く似ています。一般的には

    • 頭頂部だけでなく全体的に髪が減る
    • 全体的に髪が細くなる
    • 前頭部や生え際の後退は少ない
    • 髪がある程度長くなった所で抜ける
    • 抜ける髪は固め

    という特徴があります。

    牽引(けんいん)性脱毛症

    牽引(けんいん)性脱毛症は読んで字の如く、髪を牽引される事で脱毛する症状の事です。

    例えばポニーテールなどのヘアスタイルを常に取っている場合、毛根から髪が引っ張られる事になるので脱毛する場合があります。

    また、エクステ等を一定の箇所に装着する事で、その重みによって抜けてしまいます。

    それだけではく、いつも同じ分け目にしていると、その部分に負担がかかり髪が抜けなすくなるという現象も起きます。

    これらを防ぐには結ぶ位置や分け前を変える事で牽引(けんいん)性脱毛症が回避出来ます。

    円形脱毛症

    円形脱毛症は以前はストレスが主な原因と考えられていました。

    しかし最近は「自己免疫疾患」というのが定説となっています。

    自己免疫疾患の原因は本来外敵と戦うはずのリンパ球が、毛母細胞を攻撃してしまい、髪の成長を止めて抜けてしまう事が原因です。

    円形脱毛症は円形、もしくは楕円形の形で、1か所だけ出来る単発型の場合は自然に治る事もありますが、

    • 多発型(複数円形脱毛症が出来る)
    • 蛇行型(帯状に広がる)
    • 全頭型(頭部の髪全体が抜ける)
    • 汎発型(全身の毛が抜ける)

    これらの場合は病院での治療が必要になります。

    分娩後脱毛症

    分娩後脱毛症は女性が出産後に一時的に髪が抜ける脱毛症の事を指します。

    妊娠中は女性ホルモンの分泌が通常の100倍にまでなると言われています。
    その為、妊娠中は毛髪の寿命が延び、本来であれば抜けているはずの髪の毛が留まっている状態になります。

    それが出産後に女性ホルモンが一気に減る事により、留まっていた髪の毛が一気に抜け落ちるという症状が現れます。

    通常は半年から1年程で回復しますが、育児ストレスや栄養不足などによってそのまま脱毛が止まらなくなる場合があります。

    脂漏(しろう)性脱毛症

    脂漏(しろう)性脱毛症は頭皮の皮脂が過剰に分泌されて発症する脱毛症。

    脂質などの過剰摂取により毛穴に皮脂が詰まり、その皮脂が紫外線によって酸化する事で毛根が炎症を起こし、抜け毛へと繋がります。

    一度脂漏(しろう)性脱毛症になってしまうと中々セルフケアでの治療は難しくなってしまいます。

    粃糠(ひこう)性脱毛症

    粃糠(ひこう)性脱毛症はフケが毛穴に詰まる事で起こる脱毛症。

    頭皮の乾燥や体質に合わないシャンプー、または栄養不足や睡眠不足などで頭皮の状態が悪化し、フケが多発して毛穴に詰まってしまいます。

    この場合は正しいヘアケアを行い、頭皮の状態を健康に戻す事で改善が見込めます。

    ただし、判断が難しい脱毛症ですのでクリニックで見て貰う事をオススメします。

    まとめ

    女性は何歳になっても髪の毛というのは大事ですよね。

    それが突然抜け始めたら焦ってしまうのは当然です。

    しかしそこで焦って自己診断をするのは非常に危険。

    FAGA以外にも脱毛症の種類は数多くありますので、何はともあれクリニックを受診するのが無難です。

    現在は昔に比べて治療法の選択肢も増えていますので、ぜひご自分にあった治療法を見つけて欲しいと思います。

    また、正しい食生活や生活習慣というのはFAGAのみならず、色んなメリットがありますので是非実践するように心がけて下さい。

     

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