
テレビ番組「あさイチ」や「得する人損する人」などでも紹介された「おからパウダーダイエット」。
気になっているダイエット女子も多いのではないでしょうか?
今回は、おからパウダーダイエットのや方法や効果、口コミなどを徹底調査してみました!
おからパウダーの効果とは?
まずは、おからパウダーの特徴や効果について、ご紹介します。
おからパウダーとは?
おからパウダーとは、生のおからを脱水加工してサラサラのパウダー状に加工したものです。
そもそもおからは、豆腐を作る際に出る大豆の搾りかすで、食物繊維が豊富、なおかつ糖質は少ないという特徴を持っています。
おからパウダーは、おからに比べると味がほとんどなく、食事に混ぜても味を邪魔することがないため、普段の食事に取り入れやすいと言われています。
また、スーパーなどで1袋200円程度で購入できる手頃さも、人気の秘訣となっているようです。
おからパウダーの特徴
おからパウダーは、体内の痩せホルモン「アディポネクチン」を増やし、運動同様の脂肪燃焼効果が期待できると言われています。
また、おからパウダーは約40%が食物繊維のため、大さじ3杯摂取するだけで成人女性の1日に必要な食物繊維量を補うことができます。
さらに、大豆イソフラボン・オリゴ糖・カルシウム・大豆たんぱく質などを多く含み、脳の活性化に効果的なコリンやレシチンなどの栄養素も豊富に含んでいます。
生のおからが日持ちしないのに対し、乾燥させて水分を飛ばしているおからパウダーは、長期間保存が可能な点がメリット。
直射日光や高温多湿を避ければ、未開封の状態で製造日から6か月ほど日持ちすると言われています。
湿気を吸いやすい開封後も、密閉できる容器に入れて保存すれば数か月は保存がききます。
おからパウダーの効果
ではおからパウダーの具体的な効果を見ていきましょう。
便秘解消
おからに含まれる不溶性食物繊維は、体内に吸収されると膨れて、腸内の便を絡めとってくれます。
体内に蓄積された老廃物や脂も一緒に排出してくれる効果が期待できるので、便秘解消につながります。
満腹感が得られる
おからパウダーの食物繊維は、体内で約3倍に膨むので満腹感を高めます。
そのため、食べ過ぎや血糖値の急上昇を抑制する効果が期待できます。
美肌を作る
おからパウダーに含まれる大豆イソフラボンには、コラーゲンを増やしたり、お肌に潤いを与える効果があると言われています。
美肌・シワ予防効果を期待できるとウワサの成分「エクオール」は、大豆食品に含まれると言われています。
おからパウダーも大豆由来食品なので、女性らしい艶やか美肌を保ってくれるかも♡
生活習慣病の予防
大豆に含まれるレシチンは、悪玉コレステロールを血液の周りに寄せ付けない働きがあり、血液が固まらないように防いでくれるため、動脈硬化や高血圧の予防にもなります。
骨の強化
おからは、乳製品の約5倍ものカルシウムを含んでいます。
そのため、骨粗しょう症の予防にも効果的です。
おからパウダーダイエット実践者の口コミ
実際におからパウダーダイエットを実践した方たちは、どんな効果を得たのでしょうか?
おからパウダーダイエットに関する口コミを集めてみました。
悪い口コミ
お茶などの水分を摂りながら食べると結構満腹感が得られますが、美味しいので食べ過ぎてしまうことも…。また、オナラが激増するので困りました。
良い口コミ
おからパウダーダイエット実践者の口コミまとめ
おからパウダーダイエット実践者の口コミを見てみると、ほとんどの人が早い段階で便秘が解消されているようです。
おからパウダーダイエットの続けることによって痩せやすい体質へと変化し、大幅な減量にも成功している様子。
「飽きずに続けられる」「簡単に実践できる」「リバウンドしない」「肌もきれいになる」といった点が、おからパウダーダイエットの魅力なようです。
一方、少しではありますが、おからパウダーダイエットは全く効果がなかったという口コミも。
結果があまり出なかった人達の共通点は、「おからパウダーを使ったおやつを、ついつい食べ過ぎてしまった」というケースがほとんどのようです。
おからパウダー自体は低糖ですが、パンケーキやクッキーなどを作る際、糖質をたくさん加えてしまうと意味がなくなってしまいます。
間食ばかりしていては、思うような減量ができないのは当たり前ですよね。
しっかりと効果を出したい人は、3食しっかり食べて、間食はできる限り我慢するようにしましょう。
おからパウダーダイエットのやり方
おからパウダーダイエットは、とにかく簡単!
- 普段の食事に大さじ1杯のおからパウダーをふりかける
- 油分の多い食材に加えない
- 水溶性の食物繊維を一緒に摂取する
この3つのポイントをおさえるだけで、誰でも手軽に行うことができす。
普段の食事に大さじ1杯のおからパウダーをふりかける
おからパウダーはそのまま食べても問題ありませんが、パウダー状のため若干の食べづらさがあります。
普段の食事にふりかけることで、食べやすさがアップしますよ♪
おからパウダーそのものにあまり味がないため、どんな料理にかけても違和感なく食べることができます。
おすすめは、スープやお味噌汁など水分量の多いメニュー。
小麦粉の代用品として、ハンバーグのつなぎに使用しても◎です。
油分の多い食事に加えない
おからパウダーは、油分を吸収しやすい性質を持っています。
揚げ物の食事と一緒に摂取するのは控えるようにしましょう。
水溶性の食物繊維と一緒に摂取する
おからパウダーに含まれる食物繊維は、水に溶けない不溶性です。
不溶性食物繊維ばかりを摂ってしまうと、かえって便秘を招いてしまいかねません。
他の食材から水溶性の食物繊維を摂取し、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく摂るようにしましょう。
おからパウダーのおすすめレシピ
何にでも合うおからパウダーですが、おすすめの食べ方をいくつかご紹介します。
おからパウダーヨーグルト
便秘がちな人やお腹の調子を整えたい人に特におすすめなのが、ヨーグルトにおからパウダーをかけるだけという簡単レシピ。
おからパウダーを加えることで、若干食感が変わるというデメリットはあるものの、味はほとんど変わりません。
ただし、これにお砂糖を加えてしまうと、思うようなダイエット効果が得られないので注意しましょう。
おからパウダーコーヒー
コーヒーに、おからパウダーをスプーン1~2杯ほどまぜるだけ。
おからパウダーを加えることで口当たりがまろやかになり、ソイラテのような味になります。
コーヒーには、痩せホルモン「アディポネクチン」の効果を高める働きがあるため、おからパウダーと組み合わせることで脂肪燃焼効果が高まります。
おからパウダー生姜焼き
豚の生姜焼きに、おからパウダーをスプーン1杯ふりかけるだけ。
生姜焼き自体の味が濃いため、違和感なくおからパウダーを摂取することができます。
生姜焼きに限らず、同じような肉や魚料理であれば、何に振りかけてOKです♪
おからパウダーの作り方
おからパウダーはテレビで取り上げられたこともあり、どこのスーパーでも売り切れてしまって、手に入らない場合もあるようです。
そんな時は、生のおからから自分で手作りしてみましょう!
市販のものよりは日持ちしませんが、見た目や味はほとんど変わないおからパウダーが作れますよ♪
おからパウダーは、生のおからを乾燥させて水分を飛ばしたもの。
様々な作り方がありますが、短時間でキレイに仕上げたいなら、電子レンジとフライパンを併用して作るのがおすすめです。
- 大きめの耐熱皿に生のおからを均一に広げ、ラップをせずに電子レンジで2分(600w)加熱します。
- 電子レンジから取り出し、おからの塊りをつぶしながら全体をよく混ぜます。そして、再びラップをせず2分(600w)加熱します。
- 大き目のフライパンに②を入れ、炒っていきます。火加減は弱火~弱火の中火程度。焦がさないように、丁寧に10分ほど乾煎りしましょう。
- 水分が飛んでおからがパラパラの状態になったら、お皿に移して冷ましたら完成です。(※水分が飛んだか分からない場合は、冷ましてから触って確認してみましょう。まだ湿っているようであれば、再度フライパンで乾煎りしてください。)
- 更にきめ細かいパウダー状にしたい場合は、フードプロセッサーかミキサーを使って、お好みの粗さに仕上げてくださいね。
手作りした場合の日持ち
市販のおからパウダーは数か月~半年持つと言われていますが、手作りのおからパウダーの日持ち期間は、冷蔵庫で4~5日程度。
長期保存したい場合は、冷凍すれば2~3週間は持つようです。
まとめ
今回は、おからダイエットの方法や効果、口コミについて詳しく見てきました。
食事制限や運動をする必要はなく、普段の食事に振りかけるだけなのでとても簡単ですよね。
ダイエット効果ばかりでなく、便秘解消や美肌、生活習慣病の予防にもなるため、毎日継続して摂取したいですね。