

ダイエットが続かないという人は、自分に合うダイエット法を選んでいないのかもしれません。
人には何事にも向き・不向きがあり、自分に合ったダイエット法を知れば、無理なくダイエットを続けることができます。
ここではダイエットに関する記事をまとめています。
ダイエットの手法は、おおまかに食事系と運動系とに分けられます。
まず食事系のダイエット手法についていくつかご紹介。
ファスティングとは、英語で「fasting」と書き、「断食」という意味で、別名「断食ダイエット」とも言います。
ファスティングダイエットの内容は、一定期間固形物を一切摂らず、野菜エキスなどが入った酵素ドリンクと水やノンカフェインのハーブティーやルイボスティーを飲んで過ごすというもの。
実際に断食を行うのは1~3日間ですが、準備期間と回復期間が必要なので、トータルで1週間ほどの日数で行うのが一般的です。
このダイエット法は海外でも人気が高く、運動をすることなく、短期間で大幅に体重を落とすことができると話題になっています。
糖質制限ダイエットは、穀物やイモ類などに多く含まれる「糖質」を制限し、肉や魚や大豆などのたんぱく質源や野菜を中心とした食事生活にするというもの。
エネルギーを生みだす栄養素「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の中で一番先に使われる炭水化物を制限し、その代わりに体脂肪がエネルギーとして使われる状態にすることで、肥満の解消が期待できます。
糖質は一番先にエネルギーに変換され、使われずに残ったものは体内で脂肪として蓄えられます。
この糖質を制限することで、脂肪が蓄積されにくくなり、糖質の代わりに体内の体脂肪がエネルギーとして使われるため、脂質が燃えやすいカラダになるといわれています。
食べ順ダイエットとは、決められた順番に食事をするだけというとても簡単なダイエット法。
食べる順番を守ることで血糖値が上がりにくくなり、結果として脂肪の吸収を抑えることができます。
食べる順ダイエットでは、以下のような順番で食事をします。
比較的カロリーの低い野菜や汁物を先に食べてお腹を満たすことで、主菜や主食の量が減り、全体の摂取カロリーを抑えることができるのです。
また、最初にごはんや肉・魚を食べると、急激に血糖値があがり、脂肪がつきやすくなる原因にもなります。
野菜・汁物のおかずに多く含まれる食物繊維は糖の消化吸収を遅らせ、血糖値の急激な上昇を抑えるため、結果として脂肪をつきにくくすることができるのです。
では次に、運動系のダイエット法をご紹介していきましょう。
運動が苦手な人でも気軽に始められるウォーキングダイエット。
ウォーキングをすることで、脂肪燃焼効果をはじめ、汗をかくことで代謝アップ、血流促進による美肌効果、美脚効果などが期待できます。
ただ、姿勢が悪いと酸素が取り込めず、ガス欠の状態のまま運動することになるため、脂肪燃焼が十分に行えません。
歩く際は、ヒジを後ろに引くように腕を振り、体の中心を軸にして、雑巾絞りのイメージで骨盤を前後に動かしましょう。
10分間のウォーキングを3回ほど行えばOKです。
最近女性達の間でも、筋トレで健康美を目指すのがトレンド。
筋肉量が増えると基礎代謝も上がるため、痩せやすい体質を手に入れられます。
筋トレには様々なメニューがありますが、運動初心者でも簡単に始められ、効果が出やすいのが「スクワット」。
スクワットで主に鍛えられるのは、お尻の筋肉「大臀筋」と太ももの前側「大腿四頭筋」。
この2つの筋肉は、体のなかでも特に大きい筋肉で、効率よく全身の筋肉量を増やすことができ、結果として基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。
そのほか、ウエストや足、お尻を引き締める効果も期待できます。
ここまで、食事系ダイエットと運動系ダイエットに分けていくつか紹介しましたが、自分に合うダイエット法は見つけられましたか?
「イマイチわからない…」という人は、下のチェックリストに自分がいくつ当てはまるか確認してみてください。
□ライフスタイルを変えたくない
□ダイエットグッズやサプリを買うのが好き
□食べ物の好き嫌いはない
□空腹ではないのについ食べてしまう癖がある
□休日の過ごし方はインドア派
□食事する時間は毎日バラバラ
□忙しいので運動する時間はない
□運動をしても続かない
□体を動かすことは苦手
□ダイエット食品で痩せるならチャレンジしてみたい
□自分に合ったダイエットのためならライフスタイルを変えられる
□偏食家だ
□ダイエットグッズやサプリを使ったダイエットには抵抗がある
□食事は毎日きちんと3食摂る
□休日はよく外出する
□食事時間はある程度決まっている
□運動のための時間を作れる
□体を動かすのが好き
□自分に合った運動なら継続できる
□食生活はできるだけ変えたくない
チェックリストA・Bどちらのチェックが多かったですか?
Aが多かった人は、 食事制限をメインにしたダイエットが向いているよう。
反対にBが多かった人は、無理に食事制限をしてしまうとかえって逆効果になり、運動を積極的に行うダイエットが向いています。
また、どちらともあまり差がなかった人は、無理のない範囲で食事制限と運動を取り入れたダイエットが良いでしょう。