B型肝炎とC型肝炎はどう違うの?

B型肝炎とC型肝炎。名前はよく知られていますが、その違い分かりますか? こんなに衛生的な日本でもまだ感染者はいるんです。 けして人事ではないこの病気について詳しく教えていきます。

B型肝炎はほとんどが性行為で感染する

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まずはよく名前を聞くこともあるB型肝炎。日本では母子感染が多かったのですが、医療技術等が発達したこともありほとんど感染することは無くなりました。

その代わりに、日本ではB型肝炎に感染する原因の多くは「性行為」によるものです。それ以外の原因や感染したらどんな症状が出てくるのか、よく分かっていない点も多いですよね。

ここではB型肝炎に感染するルートや、症状について分かりやすく紹介してきます!

B型肝炎の感染する原因のほとんどは、セックスです。世界的に見れば例外扱いになりますが、現在の日本で普通に生活をしている状況であれば、B型肝炎に感染することはほとんどなくなりました。

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスが体内に侵入することにより発症します。このウイルスは膣分泌液や精液、血液に多く含まれていて、これらを通して感染をすることが確認されています。

性感染症の中でも強い感染力を持っており、コンドームを使わない性行為においてはおよそ10%の確率で感染するとも言われます。そのため感染者とのセックスの際には確実にコンドームを着用する必要があるでしょう。

性行為以外では、「輸血」における感染もあります。ですが日本では最高水準の安全性を敷いて献血をしているので、輸血からB型肝炎ウイルスに感染することは極めて低くなっています。

B型肝炎は重症化すると致死量が極めて高い!

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B型肝炎ウイルスは、日本では性行為によって感染する可能性が高いことが分かりました。普段の生活ではほとんどの場合は感染をしないので、そこまで慎重になる必要はありませんが、性接触が多い人ほど感染する可能性が高いので、心当たりがある人は定期的に検査をしたほうが良いでしょう。

このB型肝炎ウイルスに感染したら、どんな症状が出てくるのか気になりますよね。

B型肝炎ウイルスは、名前のとおり肝臓に大きな影響を及ぼすウイルスであり、その症状は人によって大きく異なります。それでも重症化するケースは少なくほとんどの人は無症状のまま完治します。

ですが重症化すると致死率は70%と極めて高くなり、非常に恐ろしい病気であることもまた事実なのです。

B型肝炎は他の病気も発症させる

B型肝炎ウイルスは感染してから症状が出てくるまでが比較的長いのが特徴です。この期間を「潜伏」なんて呼んでいますが、平均して3ヶ月、長くて6ヶ月ほどは潜伏しています。

潜伏期間が過ぎると、「急性肝炎」を発症します。この症状は全員が出るわけではなく、2割程度の人が発症するようです。

症状は風邪のようなものばかりで、ほとんどの人は気付きません。ところが人によっては、おしっこが紅茶のような濃い色をすることがあり、こうした症状が出てくるとウイルスによる感染だと疑うべきでしょう。

B型肝炎は肝臓がんになるリスクも

大人ではB型肝炎ウイルスが体内で死滅せずに、少しだけ残っている「キャリア」という状態なる可能性が極めて低いですがあります。これは「ジェノタイプA」と呼ばれるB型肝炎ウイルスの特徴です。

キャリアになると肝炎が長引いて、慢性肝炎の症状が見られるようになります。通常は症状もないので問題ありませんが、稀に肝硬変にまで重症化するケースがあります。

肝硬変になると、肝臓がんを患う可能性も高くなるので、早めの治療が必要です。

C型肝炎は日本で感染者が多い!

次はC型肝炎について。日本では感染者がとても多いと言われ、現在では150万人ほどの感染者がいるとされています。

気になるのが、C型肝炎の感染する原因ですよね。正しい知識を身に付けて、C型肝炎に感染しないようにしていきましょう。

C型肝炎の主な症状

C型肝炎はC型肝炎ウイルスに感染することで発症します。潜伏期間はおよそ3ヶ月ほどで、長い場合には6ヶ月に及ぶことがあります。

この潜伏期間を過ぎると、「急性肝炎」を引き起こします。名前はとても怖そうですが、症状としては風邪に似たようなもので、重症化することは無く自然と治っていきます。

ただし「急性肝炎」を患う人は感染者の中でも2割程度とかなり少なく、ほとんどの場合は発症しないのです。

C型肝炎は体内に残る?!

C型肝炎ウイルスは完全に死滅せずに、体内に留まることが多いと言われます。ウイルスが体内に残ると、長い間体内で悪さをするので慢性化しやすいという特徴を持っています。

似たようなウイルスで、A型肝炎、B型肝炎がありますが、これらに比べて症状は軽いが慢性化しやすいのです。ウイルスが体内に残っている状態をキャリアと呼んでおり、もしキャリアになっても肝機能は正常に作動します。

ところが感染してから20年ほどが経過すると肝臓に炎症が続く「慢性肝炎」になってしまいいます。

C型肝炎も肝臓がんを発症する可能性がある

慢性肝炎になっても疲れやすいというような症状しか出てこないので、明らかな異変が無い限りは分からない傾向にあります。

C型肝炎のキャリアを持っている人が、慢性肝炎になるのですがその期間がさらに20年ほど続くと、今度は肝硬変になり、さらに肝臓がんを発症するようになります。

全てのキャリアが、肝臓がんになるわけではありませんが、肝硬変になる人は6割ほどだということなので油断はできません。

C型肝炎は血液中に潜り込んでいる

このC型肝炎は、どのような経路で感染してくるのでしょうか。

C型肝炎ウイルスは血液中に入り込んでいるので、出血を伴うような行為で感染すると考えられています。衛生環境が発展していなかった時代では、注射針の使いまわしや、検査をしない上での献血から輸血によって感染していました。

日本ではそうした衛生面が非常に発展している関係で、C型肝炎の感染者は激減しており、現在は年間で30件ほどとなっています。

日本では輸血における感染が少なくなった代わりに注目されているのが、性行為による感染です。

特に生理中にコンドームなしでセックスしたり、出血しやすいアナルセックスなどの行為で感染していきます。

以上、知らない点も多いB型肝炎とC型肝炎について見ていきました。
出血を伴うような行為で感染する可能性が高いので十分に注意しましょうね。

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